マスク・・・まだまだ市場に出回らないですね~
開店前のドラッグストア、「うちはまだ3箱しかマスクのストックが無いの」と年配のご婦人、その行列にチラと目を向け駅へと足早に向かうサラリーマン。人生いろいろですね。
買い占めは何故にこんなに行われるのか、基本的に日本人は脳科学的に見ても不安感を持ちがちな民族だ などとも言われており、ストックが大量に無いと落ち着かないという方が多いのも一因ではないでしょうか。
こういう方は携帯の充電が常に100%近くないと落ち着かないなどの特徴も持ち合わせている様な気がします。
しかし並んでいる方々を見るとやはりご近所さんだからかはたまた毎朝会うため顔馴染なのかニコニコ楽しそうに挨拶したりなかなか楽しそう。
ふと思うのはこう言った買い出しはある種の人々にとってイベントになってしまっているのではないかと。(もちろん息子さんやお孫さんに買い渡すために並んでいらっしゃる方々も居るのでしょうが。)
日々なんとなく時間を持て余していた人々、そこに悪の大王が突如現れました。
この大王を倒す為には種々のアイテムが必要でプレーヤーはそれらを集めなければいけません。マスク100点、消毒液70点、トイレットペーパー・ウェットティッシュ50点。さあ何点集められるでしょうか~なんてリアルポケモンGO(え!?少し違う!?すいませんあのゲームよく分かりません)のようなものが始まってしまった。
人々は朝の寒いうちから、感染や風邪を引いちゃう危険にさらされながらもアイテムを獲りに行きます。見事ゲットして家に帰り「今日はこんなに成果があったよ」「おやおやホントに頑張ってくれたねぇ」などの会話が各家庭で交わされ和んじゃったりして。ちゃっと穿った見方ですかね・汗
ただ自分としても先日とある暴風雨の日の休日出勤日に{こんな天気でも配達の方は頑張ってんだろなあ、感謝感謝。}
{ん!!こんな日でも配達は行われるが駅前の店に人が並ぶことは無いだろなあ}と順バリ過ぎる読みにより駅前のドラッグストアに入ったらそこにはマスクの山。
読みが当たってマスクをゲットした快感♪はなんとも言えないものですね。
こりゃ自分にもお金と時間あったらハマっちゃうかも~なんて思っちまいます。
ワタシ自身昔いくつものプラモデル屋を回ってひたすらガンプラを集めていたのを思い出しましたね。
「こっちにはまだグフあるよ」「○○の店にはまだゴッグあったよ」(なぜかワタシの身の周りはゴッグが人気でした)とか仲間内で情報交換したりしてね。
そのうち買うことより見つけることのほうが楽しくなってしまったものです。
そうなるとだんだんプラモデル屋も不人気のジムやボールなどとグフを抱き合わせで販売したりして要領よく在庫整理みたいなことやってましたね。
こうなってくるとドラッグストアもそのうちマスクと売れ残った怪しい健康食品とかを抱き合わせで販売したりしないか不安です、ってもうやってたりして。
ただここで大切なことはこれらのモノを自分で買い占め、家に貯めておくよりもこれらの物を市場に出し流通させ皆に使わせることによってその人からウィルスを出させない様にし、その結果自分含め皆の健康状態が保たれるという流れが大切であると言うことです。
1人は皆の為に皆は1人のために、去年流行ったまさにアレです。
また自分の身の周りにマスクが10枚あったとしたらアタマの良い人は自分で10枚「がめる」よりその10枚で周りの人の口を塞いだほうがトータルでみたら感染率が低くなると言うことが理解できます。
最近ではトイレットペーパーやキッチンペーパーなど買い過ぎたお客がストアに返品を迫ったりなどの事件も起きていますね。
この人らのトホホな発想はこの際置いといても、さすがに何週間もどこの誰であるかも分からない人の家に置いてあったそれらのものをお金払って使う気がするかというとかなり抵抗あります。
こんな場合は思い切ってどこぞの機関に寄付してみるのはいかがでしょう? 昨日までの買占め屋が今日には救世主です。
新コロ問題は依然厳しい状況にありながら政府は会議ばかり。
もう新コロ騒動が起こって暫く経つというのに未だに2枚のマスクを届けるどころか不良品多しの為回収してたりして~、いったい4ケ月何やってんのですか。会議が終わるころにには騒動も落ち着いてたなんてのは勘弁して下さいよ、ホント。
台湾なんかもう野球やってんですよ、しかも対人距離確保そっちのけで乱闘勃発なんてオシャレじゃないですか。。
私らはまだまだ厳しい状況は続きますが 「いつかは終わる」 を胸にもう少し頑張りましょう。
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