選挙に行かないとどうなるか

となんかインフルエンサーの人っぽいタイトルつけてみました。
余談ですが「◯◯をする◯個の理由」という書き方は閲覧数アップに効果的だそうですね、あと「◯個の◯◯をしなさい」より、「◯◯してはいけない◯個の理由」のほうがより閲覧数アップのようですね。

すみません、話はそれましたが
選挙…皆さん行ってますでしょうか?
よく選挙に行って投票するのは国民の義務だ などと言われて久しいですが、では何故そうしなければならないかをシステマティックに考えてみたいと思います。横文字使うといっぱしに聞こえますがそんな内容深くないです・汗

何故投票しないといけないかの理由を自分なりに3つほど挙げさせていただきたいです。

1 当選して投票結果を見た議員さん達が「はは~ん、なんだ投票率はこんなもんか、国民はオレ達が何やろうが大して関心がないんだな、しめしめ、なら為政はテキトーにやって私腹でも肥やしたろかい、ウヒヒ。多少変なことやってもみんな関心無さげだし大丈夫だろな」とこんな風に考える議員さんが出てくるやもしれません。

仮に投票率95%とかになれば「う、国民の政治に対する関心は高い。こりゃ下手な事は出来んぞ。ヤバイ事実が発覚したら次は引きずり降ろされちまう」となり政治の浄化が期待されます。
2 特に若い方に言いたいのですが、投票者層の年齢を見るにご年配者が目立ちます。

これでは政治家は当然年配者に有利な法案ばかり通し年配者に有利な世の中を作るでしょう、すなわち税金で集めたお金は年配者の為に使おうという流れになります。

現に今でもその様なものが見られたりします。

最近何かのデータを見たのですが、選挙権を持つ39歳以下の人が全員選挙に行っても40歳以上の人が40%選挙に行ってしまうと投票数では勝てないそうです。

これについてはより一層の若年者の投票率アップが必要ですが、そもそも世代間人数格差がありすぎなので若者の1票は年配者の2票に相当させるなどの傾斜システムも必要だと思います。

また新コロ騒動の昨今、街に出て遊びまわる若者の姿がよくテレビに映されたりしていますが、ワタシが見る限り街を歩いている人や商店街をテーマパークの如く闊歩している人はどちらかと言うと年配者のほうが多いように見えます。

けれども 「御覧下さい、街に出て遊んでいる人はこんなに居ます」みたいな形でテレビ画面に映しだされるのは若者ばかり・・・穿った見方かもしれませんがこれは若者と年配者の投票率の差異も少なからず影響している様な気がします。


3 選挙に行かないということは結果的に現時点での第一党に投票したことになります。今で言えば選挙に行かなかったら自民党に投票したことになります。

自民党が良いのか悪いのかは各個人の判断にお任せするとして第一党に恒常的に安心感を持たせるとその立場に胡坐をかいてしまいます。そうなると独裁的な暴走が起こりうるかもしれません。

もし特に支持する政党が無かったのなら、{選挙に行かない}では無くその時の第二党(になりそうな)政党に投票しパワーバランスを図るのも一手でしょう。

こうして第一党と第二党の得票数の差が縮まればその時の選挙で第一党になれた政党も「決して安泰な状況では無い、うかうかしてると次は捲られるぞ」という危機感を持ち圧勝した時よりは国民に対してより向き合い、そしてより慎重に政策に当たってくれるという期待が持てます。

要は第一党にプレッシャーをかけておくという事です。

加えてどの政党にいれればいいのか分からないからということであれば、テレビなどを見て「なんとなく雰囲気で○○政党に入れる」っちゅうのは止めたほうが良いかと思います。

2005年の郵政選挙の時、正直ワタシはあれほどまでに自民が圧勝するとは思っていませんでした。

郵政民営化の良し悪しはさておき、夕方の速報見たときはホントびっくらポンでしたね。。

単にワタシの読みが浅かったのもありますが。後からなんでなんで??といろいろ文献を漁って見たところ、郵政民営化の何が良くて何が悪いのかもよく分からずノリで投票しちまったニートやフリーターの方々がたくさん居た という記事が非常に印象深かったです、まあこれは要因の一つでしょうが。

なんとな~くイメージで「この流れに乗ればこの閉塞状態から脱出でき、バラ色の未来が来るのではないか」という思い込み。

結果として日本社会はこのあと貧富の差がより大きく開いていく流れになってしまいました。

派遣法が改正され派遣が増えたりし、その後のリーマンショックで大量の派遣切りが出てどえらい目に合う人も増えましたね。

またなんでも自由化も結局国民の賃金を下げることの一因となりました。

とにかく一番良いことは社会のしくみや制度について勉強することですよね。ドラゴン桜でも弁護士であり教師でもある主人公?が言ってました「この世の中はアタマの良いやつらが自分達に都合の良い様にルールを作っている、そこではルールや仕組みがわざと複雑に作られ、それらを知らない奴、知ろうとしない奴や勉強しようとしない奴は負け続け徹底的に搾取され続ける」と。

今回だって貰える補助金・給付金について積極的に情報を取りにいった人、勉強した人の中にはそれらを貰えピンチから救われた人も居ると思います。

また一律10万給付金は事前に役所に電話して早めに書類を送って申請しておけば他に先駆けて振り込まれるという事を知り、それを実行して5月初めころに振り込まれたという人もたくさん居ます。

日本人は社会人になってからの勉強時間が先進国の中でも特に短いのだそうです。

この歳まで搾取され続けているワタシがいうのもなんですが、一部の既得権益を持った人「だけ」がオイシイ思いをしない世の中になるように日々勉強して参りましょう。

まあもちろん皆が勉強しなくても搾取されない世の中が一番なのですが。

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