前回、前々回と東京の下町に住む山手に住むそして地方に住むと見てきました。
今回は将来的に私が一番こういった地域がおすすめじゃないかな・・・と思う場所について書いてみたいと思います。
老後まで進み続けるとした場合、私が理想だと思うのはやはり中途半端な都会、田舎になりきれない都会・・・であると思っています。
山の手線の駅とか大宮駅、千葉駅、横浜駅から1時間程度のところにある地域、都市部で何かの集まり・仕事の打ち合わせがあった時、面倒だけどなんとか行けるエリア内。。。。
都会と田舎のイメージ上での距離を３等分した場合都会＋１/３のポジション、いわゆる真ん中やや都会よりの地域です。
そして人口が急激に減っていない地域で土地の起伏があまりなく、なるべくアップダウンの少ない街。こんな場所は以下において「近郊部」と呼ばせていただきます。
中途半端と言ってしまうと聞こえは悪いかもですが、近郊部に住むメリットはやはり都会と田舎の良いところを享受できる点です。都会の便利さはそこそこ担保されつつ田舎ののどかさや緩やかな時間の流れを味わえるというところです。
流行病ともほぼ無縁の生活を送れ、煩わしいマスクとマスク警察・自粛警察も見当たらず。
それなのに田舎にありがちな集落においての地元の行事などへの半強制参加などの面倒な付き合いもないと言う点があります。
田舎の集落の暮らしでは近隣の人がかなりの濃度で自分の生活に入り込んできてしまい都会よりも人間関係のストレスが増えたという人も居るくらいで「これなら会社のパワハラオヤジといるほうがマシだった～」なんてことも割とありますが、近郊部はそういった心配はご無用であるわけでございます。
まあ田舎でも別荘地などに住んでしまえば上記のような心配も緩和されると聞きましたが。。。
理想の近郊部とはどんなところか・・・では近郊部のメリットについて見ていきましょう。
まず交通網がそこそこ確保できている。バスが1時間に2本程度あることが目安です。車を持つとコストがかかってしまうのでできれば持たずともなんとか暮らせる地域がいいですね。主な移動手段は自転車で行いたいのでアップダウンの少ないところがいいです。
そして次は物価を見ていきましょう。
これに関して見てみると近郊部は
1⃣超田舎ほど物の輸送コストがかかるわけでもない。
2⃣都内ほど激烈ではありませんが、店舗間の競合もそこそこあるために定価で売られるということはあまりない。
1⃣と2⃣により商品価格もそこそこに抑えられている上に品揃えだって悪くありません。
よく田舎のお店に入ると、都内のディスカウント店で100円で売られているものが平然と180円とかで売られていたりもしますが、そんな心配もないです。
そしてもし手に入らない物をAmazon で購入するにしても届く日数は田舎ほどかからず、ほぼ都会並みの日数で届くのです。
よく「田舎で安いのは家賃だけ」などと言われていますが、そのデメリットからも逃れることができるわけです。
そしてやはり土地も安いのでその気になれば土地を借りたりして家庭菜園もできてしまう。
災害が起きた場合に備えて自給自足もできます。
空気も綺麗。田舎まで行かずとも都市部を離れただけで鼻炎が治ったなどの例は数知れず。
四季をより感じられるというのも良い点ですよね。
ただ最近、心なしか獣害が増えている様な気がするので近郊部に土地を探すときは十分な注意が必要ですね。
多くの田園、畑や、家庭菜園があり、付近の山々からの距離も近い・・・などと言うところは要注意です。
ネットなどで過去に獣害事件などが起こっていないかを調べる必要もありです。
併せて過去に大きな自然災害が無いかを調べておくことも必要です。
近郊部は自然に触れられるのに、過去に大きな災害があまりない(あまり無いので古来より人が生息してこられた)というメリットがありますが、やはり都会に比べたら河川の堤防や、がけ地の土砂崩れなどの対策は脆弱である場合が多いです。
あとはその地域の政策方針を市や町村のホームページなどで確認しておくことも大事です。思わぬ社会システムがあるかもですからね。
最近もヤフーニュースで「町内会の新規入会者は60万円の納入が必要」と定めている町があると話題になっていました。
こんな事実を入ってから知ると詐欺にあってしまった感じがしますよね。
以上ずらずらと書いてきましたが近郊部に住むデメリットは～やはり通勤している人は通勤時間が以前よりかかってしまうというのが最大のデメリットでしょう。
けれどリモート化がすすんでいたり、Ｎ高生だったりで毎日通勤・通学の必要のない人などはデメリットはほとんどありません。
引退～老後にかけては特にオススメですよね。
まずはお試し賃貸移住などもよいかと思われます。
地域によってはトライアルステイ(神奈川県・三浦市など)などもやっているようなのでお試しあれ。
☝三浦半島・三浦宮川フィッシャリーナ
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