新小岩に住む~新小岩駅周辺の街の雰囲気♪良いところも悪いとこも

新小岩駅前の写真 街決め 失敗しない住む街選び

♪駅の明かりがとても綺麗ね、葛飾、ブルーライト新小岩~♪ 

ホームを降りたとたん天井からブルーのライトが。思わずいしだあゆみの気分で口ずさみそうになり~

などとノンキに考えていましたが、これはライトアップ効果を狙ったものとは違い、飛び込み防止用のものだそうです。

東大大学院の発表によると 自殺防止のための精神安定にはブルーの照明が有効だとのことで、 「さまざまな駅のホームにおけるブルーライトの設置後に鉄道自殺者数が平均して約84%下落することが分かった」 とのことです。 癒しと言えばグリーンと思っていましたがグリーンライトではないのですね。
ここ新小岩も一時は飛び込みが多く駅側もいろいろな対策をし、このブルーライトや、構内の柱に思いとどまらせるための俳句を掲示したり、ヒーリング音楽を流したり、鏡なども設置されたそうです。

そして2018年12月に駅のホームにドアみたいなものが設置されたのが功を奏したのか、それ以降飛び込み自殺が起きていませんとのことです。 効果抜群ですね。

といきなりこんな書き出しから始まってしまいましたが新小岩駅いってみましょう~

新小岩駅はお隣の小岩駅住民の皆さまからは新小岩駅ができたおかげで快速が小岩駅に止まらなくなったとか、待ち合わせで小岩駅を指定したのに、快速で来た相手は新小岩駅でおりて「居ないぞ」の連絡をしてくるなどでやんわり恨まれているとか言いますがどうなんでしようかねぇ・・・


その街を知るには駅前を観察し、建物や景観をチェックするとともに人の流れを見てどんな人がそこで暮らしているのか観察することが肝要だと言われていますね。

新小岩駅は 厳密には葛飾区内の駅なのですが、葛飾区の南端にあり江戸川区民も多く利用することがあるのに加え、江戸川区役所の最寄りの駅ということで新小岩駅もご案内させていただきます。

開業は1928年7月10日、その2年前に設置されていた「新小岩信号所」というものが駅に昇格してのスタートです。

さすが同じ江戸川区内を走る路線でも地下鉄に比べれば50年単位で歴史が違いますね。

2019年のデータでは1日の平均乗車人員は77006人。

データで見てみるとこの30年で1日の平均乗車人員は8000人ほどしか増えておらずその意味では、あまり人口の増減の少ない町、完成された街と言えるのかな。

新小岩の住民の特徴は外国人が多いことだと思います。
平成29年度時点の資料ですが男性の7人に1人が外国人、女性の6人に1人が外国人です。

結論から言いますと、「女性の一人暮らしは考えたほうがいい」的な街です。

たまに地方から出て来て一人暮らしを始めた女性で「どこ住んでるの❔」と投げ掛けると「アタシ新小岩~」などのご返答がありますが「お、おぅ」としか返答出来ないというか。。。

特に駅前がカオス。昼や自粛期間中などはまだいいのですが、会社帰りなどで駅付近を抜けるときちょっとちょっとな感じです。

駅前では酔っ払ったおじさんが騒いでいたり、お店のキャッチもいたりします。

自分の体験としても昔こんなことありました。

まっ昼間に南側ロータリーの交番の横あたりで何気なしに缶コーヒーなどすすっていたのです。すると微妙なファッションのおじさんが近づいてきて「お兄ちゃん、いい仕事あるんだけどどう?」などと声をかけれらたことがありました。

もういい感じのおっさん年齢だった私にお兄さんと声をかけてきた時点で私はこのおじさんに少なからず好感を持ってしまったのですが、そのおじさんがにた〜っと笑いながら口を開いた時、適度に間引きされているその前歯も見てハッと我に返ってしまい、「い、いえちょっと待ち合わせなんで~」と言いそそくさとその場を去ってしまいましたね。

今でも何の仕事だったんだろう?裏バイトかな?と興味津々のですがね。
しかし交番から3、4メートルの距離しかないのによくやるなあ(笑)  うーむ。

やはり女性の一人暮らしなら、通勤・通学に新小岩駅を使わず、駅から少し離れたところに住むという条件ならばアリかなと思いますが。

と怪しいところばかり書いてしまいましたが、いいところももちろんあります。


それは活気があってお店や飲み屋がたくさんあるところです。味気の無いチェーン店ばかりでなくディープでダーク と言うとまたマイナスなイメージを持たれてしまうかもですがマニアックなお店もあります。

まず駅の北口をみていきましょう。
出てすぐ左側の広場にはかなり年代物のビル、そして向かいにはマック。

マック、吉野家、立ち食いソバとくればなんか古き良き東京の駅前のような感じになるのでしょうが吉野家は見当たりません。
右手にはラーメン花月、100円ショップ・・・そして右側にはどか~ん下町駅前お約束のパチンコ屋。

駅の北口からはスカイデッキたつみというバスロータリーに通じるデッキがあります。新小岩駅東北広場、新小岩東北自転車駐車場と新小岩駅北口広場をつなぐ歩行者専用道(幅員8メートル、延長140メートル)で雨の日も濡れずにバスロータリーまで移動することができるようになります。

新小岩北口バスロータリーはこんな感じです👇

新小岩駅北口の写真

では次に南口を見てみましょう。

ロータリーを時計周りに見てみますとまず出て左側いきなり工事中の塀が続いておりそのまままっすぐ進むとマックが一階に入っている雑居ビル、その先にアパマンショップなどの不動産屋がありみずほ銀行 ATM、 ミスタードーナッツ、ラーメン屋さんと続きます。

横断歩道渡り正面にドコモ、日高屋、ファミリーマートなどが続き三井住友銀行などもありその隣にケンタッキーフライドチキンそして新小岩最大の商店街ルミエール通りの入り口。

今度は南口を出て反時計回りにロータリーを回ってみると工事中の塀がしばらく続きその後に西友の入り口、モスバーガー、歯科医院、パチンコ屋、ベックスコーヒー、ゲーセン、ガスト、パチンコ屋でその隣が三菱ufj銀行ルミエール通り入り口となっております。

やはり下町の駅前のロータリー内にパチンコ屋数件はデフォルトですね〜

ではいよいよ新小岩最大の商店街と言われる全長420 メートル ほどのルミエール通り商店街を入ってみましょう。
南北に2 km 程の長さのこの商店街はこの手の商店街にしては珍しくシャッター商店街ではなくかなりの賑わいをみせています。

いや~「久々にこんな感じの商店街を見たわ❕」と言った感想をお持ちになるのではないでしょうか・・・なぜか駐車監視員さんも頻繁に動いております。

「テナント募集」なんて出てるところは入り口から2分ほど歩いてようやく一軒それ以外のお店はどこも元気に営業しております。
まあ東京から快速で14分の駅前にある商店街ですからね。

基本的にチェーン店が多く入っていることもありますがオリジナルなお店も個人商店もちゃんとあります。

中高年向けの服を扱うお店が割と多い印象がありました。アーケードの中程には古き良き昔の町の書店が元気に営業しており良い感じです。

商店街の中ほどにはドラマ「きのう何食べた❔」で西島秀俊がよく買い物をしていた中村屋もありましたが、2020年9月20日で閉店してしまったそうです(寂)73年の歴史に幕だそうです、コロナの影響もあるのでしょうかね。


自分も何度か行ったことがあるのですが。。。因みにあのドラマにおいて店内でかかっていた「中村屋の歌」は流れていませんでした。

跡地には下町庶民の味方、まいばすけっとが。
しかしコロナによってオリジナルな個人商店が次々と潰れてチェーン店になっていく流れはなかなか物悲しいものがありますね。街の色がだんだん白黒になっていくと言いますか〜

気を取り直してさらに進むと持ち帰りの焼き鳥屋さんが2軒、駅から見て手前の焼き鳥屋さんでは1本120円と割と平均価格ですが、その先30メートルばかり行ったところの焼き鳥屋さんでは、肉・皮・ネギまがな、な、なんと一本60円で売られておりま。

これぞ下町価格❕さすがの一言。 因みにレバーだけは80円でした。こういうお店があるのは下町のいいとこですよね。コーヒー自販機が70円だったり世田谷、目黒区じゃお目にかかれない光景でしよう。

さらにずんずん進むと商店街の出口付近にはリサイクルショップが2件。そのうちの古着屋さんのほうでは105円でワイシャツ、 T シャツ、婦人服が売られていておばさんが熱心に物色しています。

そうそう新小岩っぽいオリジナルなお店はどちらかと言うと駅前から南北に長いルミエール商店街と交差している通りに散見されます。

どんどんルミエール商店街を北へ向かって進みアーケード抜けてしばらく行ったあたりには鈴木京香主演「行列の女神らーめん才遊記」で夏川彩(高橋メアリージュン)の実家の中華料理屋(夏川食堂)として使用されたた中華料理「黒龍」もあります。

ちょうどお腹が空いていたので、ミーハーでドラマヲタクなわてはちょいと入ってみました。因みに開店時間は11時ではなく、なぜか11時15分・・・うーん、この15分には一体なんの意味が❕❔

入ってみると中は典型的な古き良き 町中華。
スポーツ新聞や雑誌もちゃんとありますし〜。

こちらも庶民の味方価格の餃子350円とラーメン400円を頼んでしばし席について待ちます。お店の中は少し傾斜がある感じがしましたがなぜだろう。

ラーメン・・・自分には少ししょっぱかったのと餃子はやや脂っこかったのですが、基本いい味でした。東京醤油ラーメンが食べたい人にはいい感じのお店なのではないでしょうか。高橋メアリージュンなかなかやるな。(関係ないですが)

黒龍⇒https://tabelog.com/tokyo/A1312/A131204/13063158/

その先には江戸川区御用達、庶民の味方のスーパーマーケット アタックがあります。

さらに進むと住宅街。この辺はむかし赤線地帯だったそうです。

以前はその手のカフェー建築とでも申しましょうか、、、、のような建物の遺構がまばらに見られたのですが、先日ふらっと歩いた時には全くと言っていいほど見られませんでしたね。
時代は流れるものですね。

ルミエール商店街と並行して何本か道があるのですがそのうち南北に延びるルミエール商店街から見て西側にある密集地と言うか商業地を見てみます。

こちらは個人商店も多く、飲み屋街の雰囲気はまさに昭和枯れすすき と言いますか渋いお店も多く古き良き東京の街並みという感じです、が、町並みとしては子供の頃東京にこういった感じの町あったなーって感じでなんか好きですね、私は。

ただ私が個人的に見て若干怪しい感じもありました。
1 m くらいの隙間しかないビルの谷間に日本人とは思えない男2人が入って何やらヒソヒソ話し込んでいたり…目が合わないようにしてそそくさと通過しました。

そしてルミエール商店街から見て東、平和橋通りの一本裏と言いますか 新小岩のラーメンの名店一颯 の裏通りに「新小岩小松通り会という名の商店街があります。

路はカラーで舗装されており、テレビで何度か放送されたこともある商店街ということです。現在は50店舗ほどが営業とのことでしたが、チェーン店がほとんどなく個性的な感じの商店街でしたね。

ただこちらも時代の流れかコロナか分かりませんか創業90年で、モヤモヤさまぁ~ずにも出ていた『肉の石毛』さんが閉業になり悲しいですね。

全体としては商店街でありながらお店半分、住居半分と言った感じですかね。

一颯 というラーメン屋が出て来ましたが、新小岩駅付近はラーメン店のレベルが高く麺屋一燈、系列のラーメン燈郎鴨出汁中華蕎麦麺屋yoshiki などいずれも食べログ3.6以上で3.5以上も5,6件あります。

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