もう「負けても愛される球団」なんて言葉で逃げないでくれ。

ベイスターズの写真 ベイスターズ考察

ファンが本当に見たいのは「勝って泣く」姿だ

ドラフト制度が始まって60年。その長い歴史の中で、ベイスターズがリーグ優勝から頂点に立ったのは、1998年のわずか一度きり。巨人は2.1年に1回優勝、ベイは60年に1回優勝・・・この残酷な数字を、球団はどう受け止めているのだろうか。

近年の横浜スタジアムは、いつも満員だ。お洒落なイベント、美味しい球場飯、そして「負けても、みんなで楽しく応援しよう」という優しい空気。
確かに、かつての暗黒時代に比べれば、球団経営としては大成功かもしれない。しかし、今のベイスターズに漂う「勝たなくても愛される」という、どこか他人事のような、ゆるい体質にファンはもう限界を感じている。

「横浜の街に愛される球団」になること。それは素晴らしい目標だ。だが、プロスポーツチームにとって最大のファンサービスは、他でもない「勝利」であり「リーグ優勝」であるはずだ。

愛するベイスターズのため敢えて厳しく言わせていただく。

このままだと横浜という街に「セリーグのお荷物球団が居る街」というありがたくないイメージがついてしまう。

負けてもニコニコとファンに手を振り、華やかな演出で誤魔化す。そんな「負け慣れた文化」が、選手やフロントの根底に染み付いてはいないか。
他球団が血眼になって一勝を勝ち取りにいく中で、ベイスターズだけが「自分たちらしく」という心地いい言葉で、勝負への執着心を削いでいないか。

昔イチロー選手が言っていた「プロの世界に生きている以上 オンリーワンよりナンバーワン」
正確な言葉は忘れましたが言っていたのはこんな内容だったと記憶している。

ファンのほとんどは、ただの「いい雰囲気」を買いにスタジアムへ行っているのではない。泥臭く、執念深く、どんな形でもいいから勝とうとする「戦う集団」を見に行っているのだ。

映画やドラマを見に行っているのではない、勝ちゲームを見に行っているのだ。

このままだと勝ちに飢えたファンはさすがに離れていく。

戦力均衡を目指したドラフト制度開始から60年で1回の優勝。この屈辱的な事実を、フロントも、現場も、そして私たちファンも、もっと真剣に、もっと重く受け止めるべきだ。

「愛される球団」であることに甘んじるのは、もうやめてくれ。私たちが本当に愛したいのは、優勝トロフィーを掲げ、リーグ優勝の歓喜を横浜の街に届けてくれる、そんな強いベイスターズなのだ。

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